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日本最先端医療の現場 [建築]

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昨日、日本の最先端医療の現場
群馬大学の“重粒子の治療施設”見学の機会をいただきました。

素人が詳しく語ることは出来ませんが、

炭素イオンの粒子(今まで使用されてきた水素粒子よりも重い粒子)を光の70%の速度まで加速して直接病巣に照射する治療だそうで、

今までの放射線治療よりもより効果的かつ短期間で的確な治療が可能、
再発率の少ない“5年生存率”が手術や投薬、放射線治療よりも高いそうです。

当然建築に要求されるレベルも非常に高い水準のようで、
目で見てもそのプロセスは相当な苦労を伴ったのだろうと感じさせます。

建築や設備の勉強になったと共に

日本最先端医療の現場を群馬で見れることに感謝と誇りを感じました。


費用は保険適用は現段階ではまだなかなか難しいようでおよそ300万かかる見込みだそうですが、
抗がん剤治療や他の長期にわたる治療費を考えれば決して高くないそうで、

民間のがん保険などもひとつの方法だと言われていました。


すでに建物は完成済で施設も準備が進み、運用出来る日も近いようですので、

1日でも早く日本の、世界の患者を救ってあげてほしいと感じました。
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心地のよい場所 家作りのアイデア [建築]

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心地よい場所には“精神的な心地よさ”と“空間的な心地よさ”がありますが、人が長時間いるスペース(居室)を計画する場合は個人的な意見ですが、そこに関わる人々との関わり・バランスを重視した精神的な心地よさを出来るだけ重視します。

例えば住宅など個々の快適性を重視するなら極端に言うと個室の連続、アパートのような間取りになってしまいます。逆に全て開放的にすると極端にプライバシーを欠き、現代の生活では支障を来たすでしょう。

ですので“家族内ルーム(空間)シェア”という考え方が自分は良いと考えています。

空間的な心地よさ、その一つで自分が好きなアイテムが“畳コーナー”です。場所としてはリビングの脇、オープンだけど腰壁などで直接みんなから見えない場所で庭に面した大きな窓が採れる場所がベストです。

子供の学習スペース、奥様の家事室、ご主人の書斎(仕事)、昼寝スペースとして、夜の晩酌に、多目的に使える2~3畳程度のスペースを2~3コーナー設けると集中してもみんなでシェア出来ます。

一見そんなスペースを設けると家全体の延べ面積が大きくなるのでは?と思いがちですが、
寝室、個室面積をコンパクトに設定出来、リビングを広い構成に出来るので、かえって広々空間が実現できると思います。

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動線上もリビング集中型でコミュニケーションが重視出来るでしょう。
昨今は個々の快適性を重視する傾向や家族や周辺環境との関係性が無視されがちな傾向も見受けられます。

家の手入れも、家族や周囲との関係性もメンテナンスフリー、個人重視という傾向があります。
人々の生活も忙しさが増し、設備や建築技術の向上から便利快適な家が主流ですから当然ですが、

人や自然との理想の関係性に『便利快適・メンテナンスフリー』はありません。

話し出すとつい長くなってしまいますね。
家は家族や周囲環境との良い関係性で活き活き暮らせる方法やアイデアがたくさん活かせますし、間取り次第で大きく暮らしが変わります。

家作りをお考え中、又はリフォーム、改築をお考えの方は一つご参考にしてみてくださいませ。

今まで多くの皆様のご意見・ご相談大変感謝しています!!!
今後もどんな事でも結構です!ご意見・ご相談はどなたでもお気軽に!
下記のご相談メールお待ちしています。~☆
MO設計HP: http://www.mo-design.jp/
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連盟展に出品させていただきました! [建築]

☆前回の書き込みで初コメント&初nice!をいただき、ありがとうございます!
今後もお気軽に愛のあるコメントよろしくお願いします!
(リアクション遅くなってしまいましたがコメントでお返事させていただきました。)

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この度、群馬美術家連盟、県民芸術祭運営委員会、群馬県、群馬県教育委員会、群馬県教育文化事業団の主催によります第59回連盟展 建築の部に2点出展・参加させていただきました。

2点入選展示させていただいた上に、『伊勢崎市長賞』まで頂きました!!!本当にありがたい事です。

お施主様をはじめ、これらの物件に一生懸命関わっていただいた関係者全ての皆様への感謝とお礼の気持ちをこの場をお借りして伝えたいと思います!!!
もちろん、どちらの温浴施設も現在大好評営業中です!

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本展覧会は本日8日(水)~15日(水)(※14日休館)まで前橋市民文化会館大小展示室で入場無料、AM9:00~PM6:00(最終日PM4:00迄)で行っています。
日本画、洋画、ジュニアなどの部門の出展作品がたくさん展示されています。(建築は絵に比べるとやや少なめですが展示室の中間あたりにコーナーがあります。)

お時間のある方はぜひ足を運んでみてください。建築のコーナーには目を引くスケッチや図面、模型がたくさん展示されていますよ!

今回出展の2件の施設についてはHPでも『温浴施設』で見る事が出来ます。よかったらこちらもご覧ください。
http://www.mo-design.jp/

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MY HOME [建築]

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右のスケッチは約6年前に新築した私の自宅でございます。
“HOME”というと家というより家庭という意味になるでしょうか。

過去に他県で単身赴任や家族と暮らした経験があります。その時感じた事はやはり、家族や家庭があって始めて“帰る場所”があると思いました。“理想の家族”があって、その家族の為の理想の家があると。

家庭にはさまざまな状況カタチがありますが、そこには大小関わらず人との繋がり、営みがあります。
その営みの場を丁寧に作る事こそ建築士の役割だと感じます。

ちなみに私の家はとてもコンパクトで基本的に家全体を“家族全員で全てのスペースをシェアする家”です。
ですから使わないスペースはほとんどありません。仕事や宿題の場所争いに始まり、チャンネル争いも、トイレ&お風呂争奪戦も日常茶飯事。

家族が顔を合わせない時間はほとんど無いので、大変にぎやかです。周囲に迷惑をかける事もあるのではないかと少し心配なくらいです。

色々ありますが、常に人とのコミュニケーションや折り合いを付けながら生活する事がコミュニケーションの基本で大事かなと思っています。

そのうち家族に「こんな家狭い!」なんていわれなければ良いですが。12月にはさらに5人目の家族が増える予定もあるので、また追ってその後の家がどんな風に使われて行くのか、そんな状況もお伝えします。

もちは餅屋 [建築]

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“餅は餅屋”又は“餅屋は餅屋”などという言葉がありますが、広辞苑では「餅は餅屋が一番上手につく意」と出ています。

昨日の出来事ですが、歯医者嫌いな自分が遠い過去の治療跡、詰め物がとれて困っていた問題が発生していまして、
口コミ情報で有名な前橋市のケヤキウォークにほど近い歯医者さんに行きましたが、行く前の不安はあっさり解決してしまいました。丁寧な対応と的確、迅速な対応に感動いたしました。(この場を借りまして改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!)

そこで浮かんだ言葉が“餅は餅屋”ですが、自分も人生において常々人の役に立てる“役割”を持っていたいと思っています。仕事では建築という分野で同業者と共に自分に出来る仕事をしたいと思いますし、プライベートでも自分の個性で出来る事をしたいと思っています。(その個性で迷惑をかけないようにもしたいものです・・・)

自分が担いたい、又は向いているのではないか(あくまで比較的)と思える“役割”は仕事でもプライベートでも

「ボタンの掛け違いを直す役割」です。
世の中にはコミュニケーションの中でボタンの掛け違いや誤解で物事や関係性が悪くなったり、不幸になる事が多いと思います。自分の事だけでなく、第三者的に見てもお互いの思いが先入観や相手を受け入れられない為にちょっとした誤解から分かり合えない事が多かったり、結果二度と分かり合えなかったり、憎しみあったりする事も。

それは本当はとても不自然な事で、不幸な事だと思います。
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、誤解やボタンの掛け違いを直せる方法をある出会いで改めて気付きました。そんなちょっとした事で少しでもコミュニケーションが変わり、毎日が楽しくなる生き方が出来るならばそうしたいと人は思うものですよね。

自分はたいそうな事は出来ませんが、日常の自分の失敗談や体験なら少し話せるかなと思います。
又後ほど色々な出来事からお話ししたいと思います。

後になってしまいましたが、写真は以前の日記「SIGN」の時の現場の植栽が植栽のプロによって出来上がりました。写真は建物の中から見える坪庭ですが、和の雰囲気で素敵な仕上がりでした。施主のセンスと関係者の連携で良い物が出来ると思います。やはり植物は建物に欠かせないものです。これも“餅屋は餅屋”ですね。植物の事も今後いろいろ触れたいと思います。

まとまり無く書いてしまいました。今日も見ていただいた方、ありがとうございます!

SIGN [建築]

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最近完成した事務所の看板です。SIGNとは署名するとか看板の事を良く表現しますよね。

建物のイメージに沿ったデザインで周囲の調和も考え、
そして違和感無く目に入るデザインにしました。

施主のセンスも良く、施工業者や看板工事会社に恵まれ素敵な看板が完成!
建物に花を添えた感じで景観もぐっと良くなりました。

今、植栽のプロが建物周囲の植栽工事中で、これが完成すれば
もっと素敵な建物が映えるはずです。

完成が楽しみです。

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